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おくのほそ道写真帖 2015

旅のアルバムをご覧に入れます。


1-1 奥州上街道

【1日目】 辿る予定だった奥州上街道は、各所で通行止め。大雨で崩れたのか、または熊が出るからか。


1-2 稔り田

【1日目】 稲の金色、空の群青。


1-3 奥の細道湯けむりライン

【1日目】 陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)の線路。


2-1 鳴子温泉郷

【2日目】 鳴子の巨大こけしが迎えてくれます。


2-2 中山越

【2日目】 山刀伐峠だけでなく、尿前の関所を過ぎてからの中山越も、たいへんな難所だったそうです。


2-3 タマゴタケ

【2日目】 山道に忽然と真紅の茸が! タマゴタケと言って、食べられる種類だそうです。


2-4 大深沢

【2日目】 中山越最大の難所・大深沢は、先日の大雨で橋が流されたとのこと。


2-5 鳴子峡

【2日目】 鳴子峡の絶景を見ながら、新そばをすすります。


2-6 封人の家

【2日目】 堺田・封人の家。人馬一体の暮らしでした。


3-1 山刀伐峠

【3日目】 山刀伐峠。ブナの木漏れ日のなかを行きます。


3-2 白いキノコ

【3日目】 純白の茸! これは何という種類かわかりません。


3-3 尾花沢の芭蕉像

【3日目】 尾花沢の清風記念館の芭蕉像。


4-1 最上川

【4日目】 滔々たる最上川。


4-2 出羽桜美術館

【4日目】 天童・出羽桜美術館。酒蔵の一画に佇む奥ゆかしい美術館です。


4-3 斎藤真一

【4日目】 斎藤真一美術館では絵ハガキを買い込みました。宿のベッドに広げて、ひとり楽しみます。


5-1 山寺の曾良像

【5日目】 立石寺の曾良像。虚子に似ているような…。


5-2 山寺参道

【5日目】 急な石段を上って奥ノ院へ。


5-3 五大堂よりの眺め

【5日目】 立石寺と言えば、この眺望!


5-4 山寺秋晴

【5日目】 すこし離れた場所から立石寺を見上げて、ひと休み。


5-5 月山遠望

【5日目】 旅の終わりに、天童・舞鶴公園から月山を望みます。
09 : 42 : 55 | おくのほそ道 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

おくのほそ道探訪 5日目

7時過ぎ、宿を出発。今日も天気は良好。
よほど普段の行いが良いのでしょう。
稔った稲には朝露が光っています。

山寺目指して、山寺街道を辿ります。
両側には、たくさんの果樹園。今はブドウの旬、リンゴはもうすぐ。

9時、山寺立石寺着。2里。
休日のため参詣者が多く、“閑さや”という感じではありません。
しかし、急な石段、聳え立つ岩、杉の大木などからは、修行場としての厳しさが伝わってきます。

芭蕉のせみ塚も見ました。爽やかな風に吹かれながら、高楼からの山河のパノラマも展望しました。
生き残っていた蝉が一匹、大きな声で鳴いてくれました。
何も言うことはない、と満足感に浸っていたその時、ハプニングが!

休憩所で隣に座っていたおばあさんが、急に意識を無くしたようで、倒れてしまったのです。
一緒にいた娘さんらしき方が「かあちゃん」と叫びながら、必死に体を揺すっています。
心得がない僕には、何もできません。
しかし、心得のある方々がすぐに集まってきて、寝かしたり、脈を取ったりと、手早く処置を施しました。
しばらくして、おばあさんは意識を取り戻しました。きっと石段を無理して登ったんでしょう。
無事で良かったです。安心しました。

その後、近くの山寺芭蕉記念館を一見してから、元来た山寺街道を辿って天童へ。
市街地の中心部に聳える舞鶴公園の丘に登ると、遠くに月山が見えます。
いつかは登らねばならぬ山。芭蕉の道はまだまだ先へ続きます。
今回の旅は、これにて終了です。

今はちょうど新幹線のなか。一路、東京を目指します。
明日からまた、いつもの日常が始まります。
毎日長々と書いて失礼しました。
18 : 11 : 35 | おくのほそ道 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑

おくのほそ道探訪 4日目

7時45分、大石田駅。今日はここから。

天気良好。月山には霧。最上川は朝空を映して滔々と。あちこちに稲刈りの人の姿。
今日は、天童目指して、ひたすら羽州街道を南下します。

朝のうちは、傍らの家が片陰を作ってくれます。
が、11時過ぎるとその影も短くなり、真上から太陽が照りつけます。
暑い、日に焼ける、足にマメができた、痛い…。
直射日光を浴びていると、そんなことばかり延々と考えて、しまいにはボーッとしてきます。

12時、さくらんぼ東根駅(変な名前)で小憩。
14時、天童着。今日はここまで。8里程歩いたでしょう。

夕暮れまで時間があるので、出羽桜酒造の美術館へ。
ここは、こぢんまりとして、落ち着きがあり、良い美術館です。

別館として、斎藤真一の美術館があります。
斎藤真一と言えば、鮮やかな赤。それも、瞽女さんや明治期吉原の女郎さんを描いた赤が有名です。
僕は前からそういう境遇の女性たちに関心があったので、斎藤真一の絵にも強く惹かれてきました。
雪原をゆく瞽女さんの遥かかなたに沈んでゆく夕日、廓を焼き尽くした“吉原炎上”の炎…。
哀しみのこもった赤が印象的な絵の数々に、疲れも忘れて見入りました。

美術館を出ると、すでに夕暮れ。宿へ向かう途中、曼珠沙華を見つけました。
《まんじゆしやげ昔おいらん泣きました 白泉》
今日の曼珠沙華の赤は、ことに鮮やかです。

宿は町はずれのビシネスホテル。今夜のお供は、もちろん出羽桜。
20 : 32 : 21 | おくのほそ道 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

おくのほそ道探訪 3日目

7時半過ぎ、赤倉温泉駅に電車が着くと、あたりいちめんの霧。
少々不安ながら、徒歩1時間程で、山刀伐峠トンネル着。
いつしか霧は晴れて、今日も好天。トンネル脇から、歴史の道として整備されている旧道を辿ります。

瑞々しいブナの木立。澄んで冷やかな空気。
急な斜面を登ってゆくと、30分程で峠の頂上に。そこには楸邨揮毫の碑がありました。
《高山森々として、一鳥聲をきかず…》と、力強い筆によるおくのほそ道・山刀伐越えの一節が刻まれています。
その文字の通り、辺りは静かで、木の葉が風に鳴るばかり。
しばし心を澄ませて、遠い昔の旅人を憶いました。

下りも森の中をゆきます。が、難渋するほどではありません。
熊も出そうになく、折角ベアーベルを買ってきたのに、と残念に思っているうちに、早や出口。
案外、呆気なく越えてしまいました。

平地に出ると、稲田の向こうに月山が見えます。
月山もおくのほそ道のルートです。そのうち登らねばなりません。
こちらは、そうやすやすとはいかないでしょう。

12時、路傍の神社の軒先を借りて昼食。
と、おじさんがカブに乗ってやってきて、「ドウモリデス」。
何の挨拶? と戸惑いましたが、「堂守」さんなのでした。
「気を付けてな」と、笑顔で見送ってくれました。

山形には気さくな方が多いです。
「蛇に噛まれるな」と忠告してくれたのは、山刀伐峠の頂上にいた茸採りのおばさん。
「乗ってくか」と車から声をかけてくれたおじさんも。

14時、尾花沢着。清風の記念館を一見して、大石田駅へ。今日はここまで。8里くらい歩きました。
大石田から、宿を取ってある新庄まで電車。一日中照らされた顔面がひりひりします。
今夜のお供は花羽陽と玉こんにゃく。

18 : 20 : 53 | おくのほそ道 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

おくのほそ道探訪 2日目

古川から電車に乗って、7時半、池月着。
今日はここから歩きます。

美豆(みず)の小島は歌枕。
川中の大岩に、松が生えています。
周りは芒の河原。
芭蕉が来た頃と、たいして変わらぬ眺めでしょう。
良いところを見ました。

順調に歩いて、鳴子温泉街を過ぎ(コケシは重いので買わない)、
尿前の関跡に到着。
ここから、出羽街道中山越にかかります。
山中をゆく当時の道が、「歴史の道」として整備されています。
途中、「熊」に注意せよと看板がありました。
その隣に、俎板のようなものと木槌が吊るしてあります。きっと叩けというのでしょう。
これから通るよと、熊に知らせるんです。
力をこめて、カーン、コーンと叩くと、素朴な音が木立の奥へ響いてゆきました。
そのおかげか、熊には出くわしませんでした。
人間にも会いませんでしたが。

昼食は、鳴子峡のレストハウス。深い谷を眺めながら、てんぷら蕎麦。紅葉はまだです。

午後も快調。山形県に入って、14時に堺田の「封人(ほうじん)の家」に到着。
ここは《蚤虱馬の尿する枕元》が詠まれたところ。当時の家が修復保存されています。
薄暗い家の中を見学。厩の馬は模型でしたが、囲炉裏の炭火は本物が赤々と生けてありました。

15時半、赤倉温泉駅に到着。今日はここまで。
8里、32キロくらいは歩いたでしょう。
電車を待って、2つ手前の中山平温泉駅まで戻りました。

今日の宿は、なかやま山荘。一日中、太陽に照らされて、すっかり日焼けしました。
今夜のお供は、スーパードライ。地酒を仕入れる時間がありませんでした。
20 : 47 : 03 | おくのほそ道 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

おくのほそ道探訪 1日目

今年もおくのほそ道を辿ります。
今回で9回目です。

新幹線、タクシーと乗り継いで、
10時、宮城県一迫(いちはさま)町に着きました。
昨年の到達地点です。今年はここから出発します。

天気が心配でしたが、予想外の青空。
太陽も燦々と照って、歩き始めてすぐに汗がしたたります。
しかし、風はやはり秋のそれです。
芒、コスモス、野菊、吾亦紅…、路傍には秋の草花が揺れています。

澄んだ空気を味わいながら、峠越えの県道の脇を歩いて、
13時、岩手山町に到着。
スーパーで弁当を買って、小憩。

ここからは畦道。
実った稲が、風に音を立て、
その向こうを、陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)の二輌電車が過ぎてゆきます。

16時、池月駅到着。今日はここまで。
20キロ、5里ほど歩きました。心地よい疲労。
今日歩いたルートは、「おくのほそ道」本文中ではほとんど触れられていません。
《南部道遥かにみやりて、岩手の里に泊る》、これだけ。

池月からは、電車で古川へ出て、予約していたホテルにチェックイン。
おくのほそ道のルートから逸れたり、後戻りしたりする時に限って、
交通機関のお世話になることにしています。

ホテルの部屋の窓からは、奥羽山脈。
その向こうへ、大きな夕日が沈みました。
今夜のお供は、澤の泉と仙台しそ巻き。
15 : 53 : 56 | おくのほそ道 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

秋風にさそわれて

明日から、奥の細道探訪に出かけてきます。
編集室はしばらく閉室いたします。
メールは見られますので、ご用の方はどうぞ。

天気はまずまずのようです。
みちのくの秋風が迎えてくれることでしょう。
16 : 07 : 19 | 編集部日乗 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

魅惑のひかり

東京はひさしぶりの青空です。
昼休み、武道館のある北の丸公園で、
玉虫を発見しました!
生きた玉虫を、まじまじと見るのは、何年ぶりでしょう。
不思議でどこか妖しいその翅の輝きを見つめていると、
先日六本木で観た、大阪・藤田美術館の曜変天目茶碗を思い出しました。

玉虫


今度の日曜日は、中央例会です。
いつものとおり、天満橋・エルおおさかにて。
13時締切、5句出句です。
よろしくご参加ください。
15 : 48 : 14 | 編集部日乗 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

東京例会

9月6日の日曜日は、東京例会です。
場所はいつもの下北沢タウンホール。
13:00、5句出句です。
よろしくお集まりください。

東京近辺にお住まいで、
最近、南風に入会された方も、ご遠慮なくいらしてください。
仲間と句座を共にするということは、大切で有意義なことです。

作句力というものは、結局、自得して高めてゆく以外にはないと思っていますが、
俳句のある種の作法とか、独特の表現の解釈の仕方とか、いわゆる【読み】の力は、
句会で先輩から教えられ、あるいは盗むものだと思います。

気候もだいぶ落ち着いてきました。
句会の秋です。

09 : 47 : 33 | おしらせ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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プロフィール

村上鞆彦

Author:村上鞆彦
南風俳句会主宰・編集長。1979年、大分県宇佐市生まれ。現在、東京・葛飾区在住。句集『遅日の岸』(第39回俳人協会新人賞受賞)。

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「南風」の見本誌請求(1冊500円 +送料)、お問い合わせ、村上へのご連絡は、hayatomo_seto@yahoo.co.jpまで。

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